北欧女子オーサが見つけた日本の不思議(オーサ・イェークストロム著)
テレビでもよく見る、「日本が大好きな外国人」というジャンル(?)が私は好きです。海外のネット掲示板を翻訳したブログも好きです。日本のお菓子の素晴らしさとか語り合ってるのとかが新鮮。
作者のオーサさんは、スウェーデンでみたセーラームーンに衝撃を覚え、漫画家になって、来日。漫画家になって、日本語を覚えて、住んじゃう。行動力がすさまじいです…。愛ゆえでしょうか。
そんな日本や漫画への愛と憧れをいただきつつも、やっぱり外国人。日本と母国の文化の違への戸惑いや、感動、いろんな発見がつまっています。 日本では当たり前だったこともほかの国の方からしたら驚くことばかりなんだぁと微笑ましい気持ちになります。
コンビニおにりぎの開け方がわからず半年間苦戦する。
ホストクラブに行ったら外国人が担当することになって(私、日本語しゃべるのにな…と思いつつ)、「国に帰りたい…」というホストをなぐさめる。
じゃんけんが早すぎてついていけない。
…などなど
日本での生活にすっかりなじんで母国に里帰りした時に「日本にはアレがあったのにスウェーデンにはない!」「(親が食べたいと母国の寿司屋さんへ)こんなのお寿司じゃない!」に逆カルチャーショックを覚えていたオーサさん。そこらへんの日本人より日本の心を感じてそうです。
そして、日本の漫画やアニメが世界的にこんなにも評価されているなんて!私だってただの一消費者だけど、何となく嬉しい。愉快な漫画なので、楽しい気持ちにさせてもらえるし、日本の良さにについて改めて考えてみたくなる1冊になっています。
絵も可愛くてとても見やすいです。9月に第2巻が発売ということで毎日オーサさんのブログを読みながら楽しみにしています。
公式サイトで試し読みもできますよー!
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