時間を生み出すために諦めたもの

残業のない仕事とはいえ、フルタイムで仕事をしていると自由な時間はあまりありません。
私の場合、帰宅してからは家事・お風呂・スマホくらいしかしていません。
(たまに奮起して運動したり読書していますが割合にすると微々たる時間です)

しかし、その生活に満足しているかと聞かれればそうではなく。
ただただ時間を浪費して40代になりそうな気がして怖いです。
(実際、20代後半から30歳はそうだったかも)


時間がない・うまく使いたいという焦り


「時間をうまく使いたい」という焦りだけでここ数年過ごしている気がします。

24時間バーチカルのノートを買って予定を組んでみたり。
(厳しくしすぎて失敗…)
時間管理の本を読んだり。
(就活の自己分析みたいなワークに疲れて放棄)
スマホの時間を控えてみたり。
(これは効果あり!空いた時間で読書やノートタイムに充てていますが、気を抜くとスマホをいじっている私がそこに…)

なにかをやってみるもののなかなか習慣化できずにいます。


そこで、何にそんなに時間がかかるのか分析してみました。
ちなみに、残業なしの場合は18時すぎに帰宅しています。
23時に寝ると仮定して自由な時間は約5時間。

買い物(0.5時間)…週3くらいで行っている。買い置きすると「この食材を消費する何かを作らねばならない」というプレッシャーでしんどいので今日・明日料理するものくらいしか買わない。
家事(1.5時間)…大半が料理。疲れている&空腹で素早く動けない。時間がないわりに凝ったものを作りたい(そのほうが美味しいから)。
お風呂(1時間)…入るのは30分だけど、お風呂にはいるのが億劫なため、入るために気合いを入れたり、その後髪の毛を乾かすのにこれくらいかかる。
スマホゲーム(0.5時間)…やめられないとまらない。好きでやっているという側面もあるけれど、引退したらちょっと気が楽になるのかなぁ。
電話(0.5時間)…大事な夫婦の会話の時間。
ネット(1時間?)…時間が不明だけど、残り時間がこれに当てはまるといっても過言ではない。

就寝が23時をすぎることもままあるので、実際はもっとネットをしているか料理に取られていると思います。

こう思うと、買い物+料理(食事時間含む)に2時間も費やしている…
料理は苦手ではないのですが、好きではありません。

また、料理で疲れ果てて掃除などの家事に手が回っていないのも事実。


その料理必要?


定期的に「料理したくない」という発作が起きるのですが、今週はまさにその状態。
あきらめて外食しました。

外食ついでに本を1冊読んで帰ってきたのですが、家で料理をしていたら本を1冊読むなんて夢のまた夢。
しかも今は夫が単身赴任中で平日は一人。
私は誰のためにたくさんの時間を費やしてへとへとになりながら料理をしていたのだろう…そんな思いがよぎりました。

食事と飲み物を頼んで1,300円。
料理や後片付けも不要で、心地よい音楽を聴きながら本も読めて2時間でこの値段なら安いかもと思ってしまいました。
もちろん、毎日するとお小遣いが持ちませんが…。月に数回なら断然アリです。


時間を生み出すためには、「何かをやめる」と「何かを諦める」ことが必要。
私にとって料理をやめることは「自炊すべきだ」という価値観を諦めることかもしれません。
けれど、「自分がやりたいことができた」と感じて日々をすごすために不可欠な判断だとも思うのです。

夜の過ごし方にもっとパターンがあっていいはず。
新しい時間の使い方を模索してみよう。

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